『地球交響曲ガイアシンフォニー』を観て

以前から観たいと思っていた「地球交響曲ガイアシンフォニー」を逗子で上映すると知り、今日観てきました。

 

 

 

 

 

『もし、地球が一つの生命体であるとするなら・・・』

そんな概念を裏付けるかのように、現代の常識を超えたことを成し遂げた6人の人々からなるオムニバス映画です。

 

世界でただ一人、酸素ボンベも使わずに単独で世界の8000メートル級の山を登り尽したアルピニスト、

象牙密猟者のために親を殺されたゾウの赤ちゃんを育て、野生に戻す活動を30年以上続け、最初に育てたゾウとの間に言葉を超えた深い愛情と信頼を築いた女性、

自然の全ての現象に神が宿ると信じた古代ケルト民族の宇宙観を謳う歌手エンヤ、

宇宙空間の完全な静寂の中にに一人取り残され、「ここにいるのは私であって私でなく、地球を癒すの全ての生命、そして地球そのものをも含めた我々なんだ」という、それまでの人生観を大きくした変えられた宇宙飛行士、

 

こういった様々な分野で探求を続ける人々の言葉は、経験から発する真実の重みが感じられました。

けれど、あまりにも壮大すぎて深すぎて、今はまだ感覚で受け止めるしかできない感じで、言葉で説明できるようになるには、ちょっと時間が必要なようです。

 

そんな中から一つだけ、セラピストとして大切にしていることに通じる言葉をいただいたので、書かせていただこうと思います。

 

 

 

6人の中の一人、植物学者の野澤重雄さんは、たった一粒の普通のトマトの種から、バイオテクノロジーも特殊な肥料も一切使わず、一万三千個も実のなるトマトの巨木を作ったそうです。

映画の中ではその成長までの過程を克明に記録しながら、科学の常識では理解できない、野澤さん独自のトマトの生命哲学を聞いていきます。

 

 

「トマトは心を持っている。私はそのトマトの心にたずね、トマトに教わりながら、成長の手助けをしただけ」

 

トマトに何が必要かたずね、その必要を満たしてあげれば、トマトはその能力の限界まで成長することができ、そしてその成長は、科学的に常識とされている域を遥かに超えるものとなり得る。

これまでの科学は、目に見えないものは決して受け入れず、排除してきたけれど、これからは目に見えないけれど確かに存在するものをも受け入れてこそ、発展がある。

そんな言葉を投げかけていらっしゃいました。

 

 

「トマトの心にたずね、トマトに教わりわりながら、成長の手助けをするだけ」

この言葉には、わたしがセラピストとして体と向き合う時に大切にしている心構えの全てが言い表されています。

答えをわたしが出すのではなく、答えは相手自身の中にあることを信じ、その心を100%尊重する。

常に100%の域に達することができているのか、わたしには確信がありませんけれど、確かな確信をもって、このような信じがたい結果を残している人がいる。

このことに大きな刺激を受けるとともに、同じ道を歩んでいることに何とも言えない感謝の気持ちが湧いてきました。

 

 

 

一人ひとりの中に答えがある。

そしてその答えを尊重することで、それに対する相手の反応が生まれ、そこから新たな循環が生まれる。

 

リラクセンスで大切にしているこのような概念は、やはり宇宙を含めた自然界の真理なのだと、改めて認識するとともに、

これからもこの真理を大切に、自分や目の前の相手と向き合っていこう、全ての物事と向き合っていこうと、決意を新たにしました。