死の中でも生は輝き続ける

いつの間にか、金木犀が香る季節になりました。

季節の変わり目、とにかく気温差が激しいですね汗②

こんな時は自律神経のバランスを崩してしまいがち。

ゆっくりとご自分の体にやさしい目を向けて、しっかりと休息をとってくださいね。

 

 

 

先日、動物のボランティア仲間であり、お客さまであり、友人でもあった女性のお通夜に参列してきました。

このブログでもお伝えしたことがありましたが、癌に侵され、6月の後半から整膚を受けてくださっていた方でした。

 

 

彼女が癌に侵されているとわたしが知ったのは、3月半ばのことでした。

聞けば今年の初めに癌であることが発覚し、それ以来闘病を続けていたとのこと。

そして6月の半ば過ぎに、完治に向けて集中的に施術を受けたいとご依頼を受けました。

それ以来、ほぼ1週間に一度の割合で、ご自宅や病院に伺って、整膚を続けてきました。

 

 

元々とても前向きで、精神と体の関係をよく理解されている方だったので、「癌になったのはこれまでの生活習慣や食生活など、自分に原因があったはず。それを正していけば、必ず治ると信じている」

「とにかく免疫力を上げて、心身のバランスを取り戻さなきゃ!」

そう言って、いつも前を向いて進んでいました。

 

 

ですが、既に頸骨に転移していた癌細胞は、休むことなく彼女の体をむしばんでいきました。

体は徐々に痩せていくばかりでしたが、そんな中にあっても彼女の瞳は常に生命力に満ち溢れ、強さを失うことなく輝き続けました。

そして、とても不思議ぎなことなのですけれど、生理的、肉体的には弱っていっていると思われるのに、触れた手に感じる彼女の身体からは、いつも生命力があふれているのでした。

毎回毎度、間違えようもなく、生き生きとしたエネルギーを感じるのです。

そしてそれは最期に会った死の前日まで変わることはありませんでした。

 

 

 

一般的には、生と死の間には大きな隔たりがあり、死んだら全く別の世界へ行ってしまう、いなくなってしまうと思われがちですけれど、

彼女との最期の3か月を通して、そして最期まで生きようとした彼女の姿を目の当たりにして、わたし自身が身体で受け止めたのは

 

死は生の一部であること

死の中にも生があること

死に向かう肉体の中でも魂は強く生きようとし、永遠に生き続けるのだということ

 

癌と闘い続けて、一般的に言えば“癌に負けた”と言われるような形だけれど、そうではなくて、

彼女の魂は最期まで前をしっかりと見つめて立派に生き続け、そして今も生き続けているのだということ

 

 

うまく言葉にできないけれど、、、

これまでも今も、彼女の魂=本質は力強く生き続けているのだということが、疑いようのない事実として、理屈抜きで信じられるのです。

 

 

 

最初から最期まで、彼女は信念の人でした。

そしてわたしのことを全面的に真っ直ぐに信頼しきってくれていました。

その信頼に応えられたのかどうか、その自信は今もみじんもありません。

でも、彼女が信頼しきって最期の時を共に過ごさせてくれたことの意味を深くしっかりと受け止めて、彼女が遺してくれたとてつもなく大きな課題と正面から向き合って、

これからもわたしを必要としてくださる方がいれば、その信頼に応え続けようと思います。

そうすることが、わたしから彼女への精一杯の感謝のしるしになると思うから。