施術だけど施術じゃないって? ― 心身一如

先日のことでした。

リラクセンスを中心としたセッションの後お茶を飲みながら、「まだ現実に戻り切らないです」と言いながら、お客さまがこんなことをおっしゃいました。

「リラクセンスって施術じゃないですよね。」

そう言われてから、変なことを言ってしまった!!と思われたようで、慌てて付け足されました。

「あ、もちろん施術なんですけど、、、でもよく施術って言われるものじゃないですよね。ワーク?っていうのかな・・・分かります?」

言わんとすることは何となく察知できたので、こうご説明しました。

「リラクセンスって、正式名はリラクセンス・ボディ・セラピーって言うんですよ」

するとその方は、「そうそう、セラピー!そうです!」と。

そして感じたことをつとつとと話してくださいました。

 

これって、無意識にアクセスするものなんですか?

本当は違うのかもしれないけど、無意識の部分をすごく刺激された感じです。

実はわたしこんなことを感じていたんだなぁって、分かったような、、、

無意識で考えていたことが引き出されたような気がします。

 

 

リラクセンスも整膚も、心や感情などのメンタルを癒すことを直接の目的とはしていません。

あくまでも体を楽にするために体へアプローチするものです。

もっと言えば(これまでも何度もお伝えしているように)、「癒そう」という意図さえしないようにしています。

単に体の自然な反応を検査しているだけ。

でもだからこそ、この方が言われるように、無意識の体や心の反応を引き出すことができるのだと思います。

 

 

わたしたちは普段、気づかないうちに頭で考えたことを表現しながら生活しています。

全てを頭でコントロールすることが当たり前であり、それに慣れきっています。

思考有利になっているんですね。

けれど、頭で「こうしたい」と考えることと無意識で望んでいることとが、必ずしも一致しているわけではありません。

もし一致していない場合、いつも頭で判断することしかしなければ、無意識の望みを知ることはできませんよね。

いえ、そもそもギャップがあることにすら気づけないでしょう。

 

 

わたしはセッションを通して、その時どきに体はどのように自然な反応を返してくるのかを検査し、その反応からさらにその先の反応を引き出して、体が自分で自分を癒していくためのきっかけ作りをしています。

体と心、無意識でつながっているのですから、体が楽になれば心も楽にならないはずがないですよね。

 

 

とはいえ、セッションを受けてくださる全ての人が、この方のようにその場ですぐに、明確に、心や気持ちの変化を口にされるわけではありません。

人それぞれ、その時どきに、何を大切に思い、何にフォーカスしているかは様々です。

心身両面の変化を口にされる方もいらっしゃれば、体の変化だけを事細かく伝えてくださる方もいらっしゃいます。

それでも確かに言えるのは、体と心は分けることなどできない、両方あって一人の人間を作っているのだから、本人が気づくと気づかないとに関わらず、深い部分で双方に影響は及んでいるはず、ということ。

 

 

 

他の施術とは違う、リラクセンスをリラクセンスで足らしめているものを、言葉でも頭でもなく、体で受け止めてくださっていることが、とても嬉しく、とてもありがたいです。

これはいくら頭で考えていても、体験しなければ、体で感じなければ本当の意味で理解しきれないこと。

やはり体感することが全てですね。