「首が下がっているんです!」・・・って?

体の感覚って本当に人それぞれなので、外側から見ているだけでは、その人がどんな風に感じているのか、全然分からないことがよくあります。

 

 

「たまりにたまってしまったので、ここできちんと改善したいんです」と、昨年末から鎌倉のhammamさんでセッションを受けてくださっている方がいらっしゃいます。

確かに初回お目にかかったときは全身ガチガチで、あちこちに捻じれも見受けられ(;^_^A

普段よほど筋肉を緊張させて体を使っていらっしゃるのだな~ということがうかがわれました。

それでも毎回のセッションで、ご自身の体が少しずつ緊張をほどいていくことを体感していただき、同時にアドバイスさせていただいた緊張させない体の使い方を、普段の生活のなかでできるだけ意識していただいていました。

そして先日4回目のセッションをさせていただいたのですけれど、セッションを終えて、お体がどう変化したかを感じていただいたところ・・・

「!」

声にならない声を上げられたご様子に、「どうしました?」とお聞きしたところ、

「首が下がっているんです」と。

最初、首が下がっているということが、マイナスなことなのかと思ったのですが、よくよくお聴きしてみると、

「顎が自然に引けているんです!これって、わたし的には本当にすごいことなんですよ!!」と、興奮を隠しきれないご様子で説明してくださいました。

お話しによると、その方は小学生の頃からずっと、自然にしているとなぜだか顎が上がってしまっていて、写真を撮るときにいつも気になっていたそうです。

顎を引こうつすると、かなり意識してがんばらないとできないとのことで、これはもう直らないものだと、完全に信じ込んでていたとのこと。

「分かってもらえないかもしれないけど、これって本当にすごいことなんですよ!!」と、ご自分が感じていらっしゃる驚きや喜びをどうにかして分かってほしいという気持ちがわたしにも充分に伝わってきて、わたしもワクワク嬉しくなってしまいました♪

 

 

傍から見たら、そして人によっては、姿勢が整ってきれいになったね!良かったね!というくらいの言葉で終わってしまいそうなことかもしれませんけれど、

その方のこれまで生きてきた時間の中で、知らず知らずのうちに積み上げられてきた信念のようなものが、きっと見事に覆ってしまった瞬間だったはずで、それはその方にとってはこの上なく衝撃的なことだったんですよね。

リラクセンスの研修会でいつも言われていること、「見えていることと実際に起こっていることは、いつも同じではない」という言葉の意味を、また一つ噛み締めた瞬間でもありました。

 

 

人それぞれ、体は違います。

そして同じ人でも、時によって体は変化しています。

体が違えば、体が返す反応ももちろん違います。

そして体感も全く違います。

だから自分が体をどう感じているかということは、本当に大切なことなんですね!

 

自分の体はどうなっているんだろう?と、いつも意識して感じようとすることで、ご自身の体に対する意識はどんどん高まっていきます。

そうやって、いつも体を感じようと意識することが、自分を大切にすることなのではないかな、、、

お客さまのご様子を拝見しているといつも、その考えが正しいのだと確信を深めさせていただきます。